アメリカ陸軍通信隊（Signal Corps ）から出された「気温-56度から+71度の気温変化下で確実に撮影できること」という条件を受けてまず2台が試作され、１９４８年５月２８日陸軍に提出され、7時間低温実験室に放置された後撮影テストにて動作した。１９５１年6月契約番号AF33(038)6864にて990台、１９５４年5月契約番号AF33(660)21804にて664台が納入され、計1654台が製造されました。厚い手袋をしたまま撮影できるよう巻上ノブを大型化、スローシャッターダイヤルに突起がつけられ、シャッターボタンの位置が高くなっており、スローシャッターダイヤルと干渉しないためヘリコイド繰出ギヤがマウント左下に移され、底蓋開閉ロックがバネで外に押し出されるようになっています。また酷使に耐えるようファインダーと距離計のアイピースに保護カバーが付いています。

ボディー上部及び下部にスレが有ります。また、商品経緯に有ります「底蓋開閉ロックがバネ」は取り外されています。また、大変残念なのが視度補正用ブロックが欠品しており距離計は問題無いのですが、視度補正が出来ません。背面に付いているプレートの欠落は有りません。（案外付いていない商品多し。）

レンズに多少拭き傷が見れますが、撮影に影響出る程では有りません。ＯＨ済み。

専用の革ケースが付属していないのと視度補正が出来ない為お安く御提供させて頂きます。