横から見ますと全回転ローターを収納する裏蓋部分がポコンと泡が膨れたような独特な形状を持ったケースデザインに特徴が有るアンティークROLEXの王道 バブルバックです。日本では「ダルマ」呼ばれる愛称が有り、アンティークウオッチファンなら誰しもが憧れ一度は入手したい時計です。70年代後半から少しずつ浸透し、現在の日本のアンティーク市場の礎を築いた商品と申しても過言は無いでしょう。
近年、値段もこなれ入手し易い価格帯になって来ましたが良好な個体が激減しています。
ケースコンディション:2ピースケースが採用。過去に何度かケース仕上げが施されていると思われますが、まだまだ十分なプロポーションを維持しています。
ダイヤルコンディション:ミニッツドットが施されたアップライトアラビア数字インデックス採用のダイヤルに経年劣化が見られますが、程良い枯れ具合がなかなか雰囲気が有ります。
ムーブコンディション:見た目には経年劣化が有りますが、BBに多くみられるローターのガタは見られず内部は良好です。尚、OHを施しましたので日常使用に問題無い精度は出ています。また、リューズは現在、ほとんど入手不可に近い純正品のニューオールドストック品と交換して有ります。
Cal・NA/自動巻き
1946年頃製造・社外尾錠、ベルト付き